未経験でもできる介護の仕事ってどんなもの?
伯母の介護をきっかけに、介護という仕事について学ぶ機会が増えています。
今まではどこか遠い出来事だったのだけど、身近になり、たいへんなこともありながら、伯母の笑顔を見ると手伝ってみてよかったなぁと思うことも。
でも、やっぱり私自身は、未熟で出来ないことも多くてはがゆいときもある。
せっかくならちゃんと学んで資格を取って、自信を持って介護をしてみたいなと、最近よく考えるのです。
調べて分かったことなのですが、訪問介護の仕事は、経験がなくっても始めることができるのだそう。現に、介護の求人を見てみると、未経験OK!とか、さらに言うと無資格OK!とか書いてあるのがあってびっくりします。
結局、介護の仕事というのは実際に介助の仕事を行って身に付くものであって、座学だけでは足りないのだと。
そこで、実際に働きながら、実践の機会を増やして、介護の資格を取っていく方も多いんだとか。きっと働きながらじゃ大変だよなぁと思うんだけど。
ふと、以前見たドラマを思い出した。妻夫木聡さんと柴崎コウさんが出ていた、オレンジデイズ。妻夫木さんの演じている学生は、福祉の大学4年生、就活をしていながら、自分やるべき仕事を探しあぐねていた。でも、柴崎コウさん演じる耳の不自由な女の子と付き合ううち、自分のやりたいのは介護の仕事かも、と思って、内定を蹴って介護施設でバイトを始めるんですよ。
最終的にバイトをしながら資格取得を目指して、ついに合格!していたという記憶。
仕事をしてて資格を取るって変な感じだなあと思ったものですが、今さら、あのドラマの内容に納得してしまいました。
つまり、実践の時間も試験項目の中にあるということみたい。
というわけで、未経験からも訪問介護のスタッフの仕事ができるということがわかって、今、働いてみようかなと思い始めています。
ちなみに未経験からできる介護関連の仕事は介護スタッフだけじゃなくっていろいろあるようです。
こちらのサイトに書いてありました。
介護訪問サービスのスタッフの仕事って?
介護訪問サービスを頼むことにしたというので、
さっそく、どんな仕事を頼めるのか、調べてみることに。
訪問してくれるのは、介護福祉士の資格を持った人や、ホームヘルパーと呼ばれる介護スタッフ。また、看護が必要な場合は、訪問看護という仕事もあるよう。その場合は看護婦さんが来ます。
仕事としては身体介護、生活援助、相談・助言の3種類がある。
その中で、利用者の体に直接触れてする仕事を身体介護と言って、例えば、食事とか、排泄、脱ぎ着、入浴、あとは通院の介助も頼める。
生活援助というと、日常生活を通常に戻すお手伝いと言えて、掃除、洗濯、調理を行う仕事。
こういった介護の仕事は、1人1人違っていて、決められた範囲を行うのが基本。
その人に合った介護の内容を考えてプランニングするのが、ケアマネージャーの仕事。
介護の計画のことをケアプランというのだそう。
訪問介護に限らず、介護サービスの提供はケアプランに従って行われるのです。
特に生活援助のサービスの線引きが微妙な面があるようです。
わかりやすく考えると、サービスの利用者本人にかかわることは、介護給付が適用されるけど、それ以外の部分(例えば、ペットの世話とか、来訪者への対応とか、家具を移動するとか。)は含まれない、ということなのです。
と、いうことは、伯母の介護訪問サービスでお願いするのは、お医者さんに連れて行く、お風呂や排泄、お風呂の介助という部分であり、その他はいとこや私たちが行うということですね。
ホームヘルパーさんは家政婦さんではないので、そこをしっかり認識していないとトラブルのもとになりそう。気を付けなくては。
介護の訪問サービスを利用してみては
いとことだんなさん、そして私もお手伝いしながら始めた伯母さんの介護。
一緒に住んだことが無かったので、いろいろと戸惑うことが多い。
食事は自分でできるみたいだけれど、入浴やお出かけなどはお手伝いがいる。
要介護度というのがあるというのを、伯母の介護を通して知った。
それまでなんとなく、よそのお話だと思っていたんだなと痛感。
介護の段階には7段階あり、数字が大きいほど介護の必要度が増すのです。
要介護度5だと寝たきりの状態ですべてのことに助けが必要となる。
伯母の場合は要介護度2、立ち上がりが困難、排泄、入浴で部分的な介助がいるという状態なのでした。
でも、まだ自分でできることもあるわけで、介護というのは全部やって差し上げるのではなくって、あくまでもお手伝い、サポートという気持ちが大事なのだそうです。
介護といえば、介護付きの老人ホームというのもあるのですが、やはり住み慣れた自宅で家族と共に暮らしたいという気持ちが強い伯母は、希望してません。
家族の負担を軽くしながら、自宅での介護を行うには、訪問介護サービスの利用がいいのだそう。
訪問介護というのは、ホームヘルパーさんや介護福祉士さんが家に来てくれて、入浴や排泄、食事、洋服を着たり脱いだりというのをお手伝いしてくれるサービス。
毎日ではなくて週に何回かでも来てもらえると、いとこもわたしもちょっとした息抜きが出来て助かります。
やはり長く続く介護の生活。息を継ぐことも大事ではないかと、最近思っているのです。訪問介護の仕事は経験がない人でも始められるらしく、せっかくなので私も伯母の介護を通していろいろ勉強して働いてみようかなとか…密かに思っています。
おばさんが介護が必要になった時 どんな仕事ができるのか
1年ほどまえ、いつも仲よくしているいとこから電話がありました。
かねてから調子が良くなかった伯母さんが、退院してきたそうです。
介護が必要な状況だから、家の中もいろいろリフォームしないといけないよ。
と言っていました。多分、疲れているだろうに、明るく笑っている姿を見て、
私もできることがあったらお手伝いするからねと、伝えたんです。
それから、こちら、家のリフォームも終わり自宅での介護が始まったのでした。
家は私の家から車で20分くらい。手伝いに向かうのには無理のない距離。
いとこの家は子供がまだ小学生なので、そちらにも手がかかるし、きっと、一人ではお世話しきれないよね。
私の場合は、子供たちはもう高校生だし、家のことはまあ任せれば任せられるので、出来る限りお手伝いしてあげようと思ったところ。
とはいえ。要介護という状況の方の介護については全く経験がなかったのです。
正直言って、どこまでできるのかと不安がありました。
そこで、私は私なりに勉強してお手伝いもするし、もし可能ならば、介護のサービスとかを受けてみたらどう?という風に提案しました。
このブログは、わたしなりに勉強した介護の仕事についての覚書をまとめておこうと思います。いつか、私の両親の介護が始まった時に、慌てなくて済むように。
介護初心者の覚書ですから、当たり前のことも混じってると思うけど、そこは許していただきつつです。